このところずっと、木が好きだ。特に枯れ木。幹や枝の形、表皮の質感などが露わで「そそられ」る(「写欲をかき立てられる」とか書いた方が変態っぽくない?)。
花が女性に例えられるように、木は男性に例えられないだろうか。特に幹や枝の姿形は、その木が生きる中で降りかかった様々なことに耐えて伸ばし、形成されたもの。「数え切れない苦労が刻みこまれた老父の顔の皺」のような、その者にしか出せない味。そんな風に、思う。
- カメラ: Olympus OM-D E-M1
- レンズ: Panasonic Leica DG Summilux 25mm F1.4