学生の頃に使っていたコンパクトデジカメ (RICOH Caplio R6) はレンズの中にカビが生えてしまい、使えなくなってしまった。すごく気に入っていたのに。そんな記憶があるので、そこそこ頻繁にレンズの掃除をする習慣が付いている。掃除方法は普通で、レンズ(プロテクタ)表面に付いたホコリなどの大きなゴミをブロワーで吹き飛ばし、その後「レンズペン」で汚れている箇所があればそこを拭く。ズームレンズなど、鏡筒が伸び縮みするようなものについては、一番伸ばした状態で掃除して、元に戻す。面倒と言えば面倒だけれど、気に入ったモノが自分の怠慢で使えなくなってしまうと罪悪感を抱いてしまう性格なので、あまり苦とも思わず続けることができている。かなり丁寧に掃除しても一時間程度で済んでいるし。
レンズ。あまり買わないようにしていたつもりが、すでに10個にもなっている。カメラに付いてきた、いわゆる「キットレンズ」も含まれているので10個別々に買ったわけではない。とはいえ並べて眺めると多いなあと思ってしまう。たいてい道具には使い込んでみなければ分からない世界があると思っていて、写真レンズについても買って使い込んだり使い比べたりする中で色々学んできた。どのレンズを買ったときも何かしら学んでいるので、今のところ自分の中では無駄はしていないつもり。でも、多いなぁと、眺めて思う。