写真趣味を初めて2年半近くが経つ。最初はヘタクソで、自分で良いと思える写真を撮れる確率も低かったのだけれど、さすがに確率が上がってきている。
カメラを持って散歩に出る。面白いと思った光景を写真に収める。以前は一度散歩に出ても100枚に1枚といった割合でしか他人に見せられる(楽しんでもらえるだろうと思える)写真が無かった。けれど今はもっと多い。すると、脈絡の無い写真を複数枚Flickr等に放り込むと座りが悪いというか、見ていてイマイチ感が出てくる。あるいはスゴク良いと思っている写真を普通に良いと思っている写真に混ぜてしまうと目立たなくなるので、普通に良いと思っている写真をあえて公開しなかったりする。こんな感じで理由はいろいろあるけれど、近頃は「良いな」と思っているものの、どこにも出さずお蔵入りする写真が増えてきている。
こういう写真は、みなさんどうするのかな。まあ使い道が無いのだから、しまっておくしか無いんだろうな。せいぜい、将来プロジェクト的なことを始めたときに、そのテーマに合うものがあれば発掘して使われるかもしれない、といったところか。
どれも自分では良いと思える写真なわけで、ある意味、贅沢。もったいない。これは、誰かに見てもらいたい(自己顕示欲)というよりも、どこかで使いたいという欲望がそう感じさせているように思う。「せっかく手に入れたドミノピザのクーポンなんだから全部使い切らないともったいない」というのと同じ、一種の執着なのだろうか。そんな気がする。
最悪、この投稿のように無意味に写真を「刺身のツマ」としてバラまく使い方はできる。が、やっぱり本文と関係が無いのでイマイチかな。おとなしく、しまっておくのが吉。