特に何を感じたというわけでもなく、映り込みが楽しい絵になるかもしれないという思い付きで撮っただけ。したがって題は「無題」。
撮影よりも前に何らかの意図があったなら自然に題名が付くと思う。もちろん何も感じない場面でシャッターを切ることは無いのだけれど、それが純粋な欲求の類であったなら「言葉に表して何とか」などという話にはならないように思う。後で見返して何かの観念を呼び起こすような映像であれば、それを後付けで題として添えてやれるとは思うけれど、それすらできない場合は、しかたない、「無題」とするしかないように思う。
みなさん写真作品には題名を付けているけれど、良い題が思い浮かばないことは絶対あると思う。それでも付けてみる、というのは一種すごいことだなと思う。