何となくペットボトルを撮ってみた。別に「ペットボトルが美しい」とか妙なことを感じたわけではなく、ただの練習。…もちろん、写真自体も面白くも何ともない。
何の練習かというと、最初は「一枚を撮るための集中力の発揮」だった。けれども静物の写真を撮った経験が無い自分にとっては自由度が高すぎ、いざ構図を整えて撮ってみてもモノの配置変えで容易に改善できてしまう。当初の予定に反して30分ほどコレを撮り続けてしまい、「集中力の維持」の練習になってしまった。
これまで自分は建築物など動かないモノを中心に好んで撮ってきた。構図を錬って、あるがままの光景を撮る。これだけを語れば「出会った光景・被写体に一種の感謝・敬意を払っているのだ」などとカッコ良く主張できるのかもしれないけれど、これしかやったことが無いなら、被写体や光をコントロールしたことが無いということ。まあ、それじゃあポートレートも静物も撮れないだろうね。
静物写真はイマイチ興味が無いのだけれど、いざやってみると、お遊びレベルでも難しかった。きっと、マジメにやってみたら学ぶことが多々あるんじゃあないかな。とりあえず、それが分かったというところだけでも勉強になったと思う。
使用機材メモ
- Olympus OM-D E-M1
- Voigtlander Nokton 25mm F0.95