ふと昔の写真を掘り返したら、面白い「素材」があったのでレタッチしてみた。レタッチといっても、モノクロームにして3:2の縦横比に切り抜いただけ。
2014年の11月、岡山に行ったときに撮った写真。この頃はカラー写真しか撮っておらず、この写真を見て「モノクロームにした方が面白くなるんじゃないか」とは感じなかったんだよな。もったいないことをしていたんだなぁと、今は思う。
モノクローム写真にすると色味という表現手段が失われ、光の強弱・陰影だけが残る。逆に言うと、光の陰影が面白い写真であればモノクロームにすることでその面白さが相対的に強く残り、強い印象を与える写真になりやすいのだと理解している。
しかし、最初からモノクロで残す気で撮ったわけではないからかな、やっぱりさほど面白い写真にはならなかったように感じる。
2015年9月24日追記。この写真、なんとFlickrのexploreに選ばれた。代々木体育館に続く、2回目。うーん、exploreは機械的な処理で選定していると聞いているのだけれど、自分的にはこれまでにもっと良い写真があるので「なぜコレが?」という感じ。不思議。ともあれ、選ばれたおかげでたくさんのfavをいただいた。ありがたや、ありがたや。
機材メモ
- Olympus OM-D E-M1
- Olympus M.Zuiko Digital ED 75mm F1.8