写真趣味の記録第1段、2013年11月16日に箱根に紅葉を撮りに行ったときの写真を振り返ってみる。基本的に自分のための記録なので読んでもツマラナイはずなので期待しないこと 🙂
箱根の紅葉
会社の同僚(後輩)に誘われて、箱根に紅葉を撮りに行った。初めて本格的なカメラ(=コンデジでない)を手に入れて、楽しみながら撮って回ったのをよく覚えている。なお「本格的」といっても一眼レフではなく、ちょうどその頃に花開き始めた本格派ミラーレス一眼のはしり”OLYMPUS OM-D E-M1“。あえてレンズキットは購入せず、それに17mmの広角単焦点レンズを一つ付けて出向いていた(マイクロフォーサーズのレンズなので35mmフィルム換算での焦点距離は35mm)。まだ画角などについて理解が深まっていなかったので、どこかの記事で読んだ「画角をキチンと理解するためには単焦点レンズから入ると良い」という話を信用し、またコンデジを使っていた頃から広角端での撮影が大半だったため、広角単焦点を選択した。
一枚目のピックアップ
赤く色付いた紅葉を見上げ、日に透かしながら撮影した一枚。こういう絵は定番なので過去何度も見た記憶がある。そのため「よく見るこういう写真を撮ってみよう」という遊び心で撮影した。
良い点。楽しみながら撮ったのを覚えている。そういうところは大切だと思う。被写体、機材が良いから得られた成果ではあるが、日に透けた葉は純粋に綺麗。また、ただ撮るのではなく葉の切れ目(?)に日が入るよう自分の立ち位置などを動かしたことも良かったと思う。
悪い点。構図が平凡。せめて日の丸構図でド真ん中に置けば良いものを、なぜか少し左に寄っている。まあ色々と慣れておらず、ファインダーでそのあたりの違和感を感じられなかったのだと思う。まあ勉強という意味では「まずは撮ってみよう」だったので、悪いというほどのポイントは無い。
二枚目のピックアップ
撮って帰った日には何とも思っていなかったけれど、その後見返してみたところ意図せず構図らしきものができており、拾い上げることにした。
良い点。基本的に何も考えず感性だけで綺麗と感じるままに撮っていた割には、少しだけ良い構図になっていた。右上の紅葉と左下の…葉を集積している何かが対角線に並んでいる。
悪い点。構図に改善できる点が多いにある。左下の何かが非常に窮屈。もう少し左下に空間的な余白があれば良かったと思う。目線を下げて左下前方に足を進め、かつ右方に少し向けられれば、「何か」がより大きく写ってバランスを改善できたと思う。
三枚目のピックアップ
三枚目は、その場で修正できたことで記憶に残った一枚。長安寺の羅漢増の一つを、鳥居が見えるように撮影した。まずは何も考えず、本当に何も考えずに縦向きに撮影した直後、三分法構図の話を思い出し、ためしに被写体を左側の三分点に持ってきた。さらに、どうも欲張って像の全体を余さず撮ろうとしていたことにも気付き、あえて下部が入らないようなフレーミングにしてみた。その結果、超平凡(つかヘタ)な写真が比較にならないほど改善されたと思う。
最初に撮った失敗作は次:
良い点。構図を意識して工夫したことで、文字通り目に見えて改善することができた。この経験は、すごく刺激的だった。
悪い点。…今の私が振り返る限りには、これといって感じる点は無い。きっと、見る人が見ればいろいろあるんだろうけれども。強いて言えばもう少し近付いても良かったかもしれない…が、あまり近付くと背景の鳥居が中途半端に見えて目障りになりかねないので、まあいいか。
見せられる写真
見せられる写真は次ぐらい。