昨日撮影したCitywalkという別のショッピングモール上層階からの一望(写真)を最初に。
Jakarta, Indonesiaに着いて初めての日曜日。今日は比較的近場の地元デパートSarinah Departement Storeにホテル発のタクシーで行ってみた。現金が少ない状況だったので安いカバンかそこそこの値段で売られているBatikのシャツがあればと思って行ったところ、ブランドBatik売りのマダムに捕まって勢いで高いものを買ってしまった…Rp.600 ribuなので6000円くらい。まあいずれにせよBatikは買うつもりだったし、シルク地の長袖で、裏当てもサービスして仕立ててくれるということだし良しとするか…。既製品では3000円程度だと裁縫が少し雑と感じられて、5000円は出さないと、という感じではあったから、値段的には悪くない。まあ届くのを待つとしよう。
問題はその後。タクシーを拾って帰ろうとしたところ、タクシーが捕まらない。後で分かったのだが拾おうとしていた道は裏通りだったらしい。安全面で定評のあるBlue Birdタクシーを狙うがみな乗客ありで拾えない。モールの目の前でビニール袋片手に洋服という格好なので単独の観光客と見えるらしく、怪しい(くないかもしれないが)三輪車のオジサンが声をかけてきたりする。かといって無名タクシーはもっと避けるべきなので…などとしているうちに表通りは反対側と気づく。地図上は単純に南下すれば良いだけなので、じゃあ歩くかと開き直って歩き始めたところ、片側4車線のメインストリート(Jl. Jend Sudirman)を横断しなくてはならないという最大の問題に突き当たる。無秩序に車とバイクが飛んでいる道を歩いて横断するのは地元の人でも非常に難しく、かといって「日本人は上ってはいけない」と言われている歩道橋を使うわけにもいかない(まだ着いたばかりだし…)。歩道橋を使わずにわたる方法が無いか観察+考察しながらぶらぶら歩いたところ、ホテルを超えて南下しすぎてしまった。気温も湿度も高い中で2 km以上歩いたせいで疲れも出ており、諦めてタクシーを待ったところ、Blue Birdを捕まえることができた。若い運転手はホテルの場所を知らなかったが幸い(←本当に)英語が堪能だったので、地図を見せつつ何とか戻ってくることができた。
ジャカルタ。スゴイ街だ。Jl. Jend Sudirmanをタクシーで通るだけではさほど感じないが、内側の通りに入り込むと風景が一変する。歩道のタイルはボロボロで割れたり抜けたりしており、雰囲気というか空気が明らかに危ない場所も多い。それだけならまだしも大半の人々は英語を使えないことが危機感を高めてくれる(一応英語の研修だから英語は使える街なんだろうと甘く見ていた。日本よりは英会話の相手をしてくれる人が多いと思うけれども)。Blue Birdの運転手に到着5日目で一人歩きなんて危ないよと言われたが、確かにそう思い、反省した。