ヘッドフォンアンプ兼USBオーディオとしてAudiotrak社のDr. DAC 2 DXを購入しました。もともとPCのオーディオカードとしてAudiotrakのProdigyシリーズを使ってきたのでメーカーは信用していましたし、値段的にも大幅グレードアップとなるのでどれほど違いが出るかと期待しつつ、試聴を開始。以降はメモ的に書き連ねた駄文です。暇な人以外は読まない方が時間が節約できます 🙂
まずbeyerdynamicのMMX300を接続してWinamp+out_asio+ASIO4ALLで音を出してみる。…おお、とりあえずパワー不足感はまったく無い。比較しないと何なので、今度はProdigy 7.1 XTの7/8チャンネルに直接接続して、やはりWinampから音を出してみる。…おお?何というか、この機種は直結するとここまで良い音を出せたのか。ヘッドフォンアンプ搭載とは知っていたが…もっと前に試しておくべきだったなぁ。まあPCの裏側にある端子にヘッドフォンを直結する上、ASIO出力すると音量調整も面倒なので毎日使うには不便すぎる…ということでそこは良いとしよう。なお、普段はProdigyから出した音をアナログミキサーに入れて経由しているので、そこで劣化している。
Dr. DACに接続した場合も、Prodigyに直結した場合も、ともに音はすばらしい。途中からbeyerdynamicのT50pにヘッドフォンを変更して試したりもしたけれど、ううむ、どちらも良い音ではあるが…ややDr. DACの方が解像度が高いように感じるかな…まあ、どちらも私には十分すぎるほど良い音を出してくている。うーん、でもDr.DACの方がやっぱり良いように感じる。プラシーボ効果でないと断言する自信は無いが。音楽を作らなくなって久しい今の私の耳で、しかも簡単にケーブルの差し替えができないこの両者を比較するのは難しい。あとはDr. DACをしばらく使い、音が安定するのを待って最終判断することになるのかな。まあ何にせよミキサーを経由したProdigyの音とは比較にならないほど良い音なので満足度は十分高い。
USB接続のDr. DACはケーブルの取り回しも配置も自由度が高いので扱いやすさという意味では確実に改善。そこを評価してどうするという話はあるが、扱いやすく持ち運びもできるあのサイズでこれほどの音が出せる、というのは非常に個人的には嬉しい。しかもUSBオーディオとして標準的な仕様なので特殊なドライバはインストール不要(USB Audio Class 1?)。なので、T50pと併せて友人宅に持参し、先方のPCにつないでヘッドフォン・イヤフォンの聞き比べなども可能。…学生時代に持っていたらかなり楽しかっただろうな(苦笑)。
以下、視聴で聞いた曲です。ただの趣味開示です。なお「アーティスト – 曲名 (アルバム名)」という順序で書いています。
- Rega – endoor (Million)
- Infected Mushroom – Change The Formality (Vicious Delicious)
- Erast – HET (Cyberpunk)
- ドヴォルザーク – 新世界交響曲
- Louie Vega – Elements of Life (Elements of Life)
- Lady Gaga – Telephone (The Fame Monster)
- Yes – Roundabout (Fragile)
- Boom Boom Satellites – Rise and Fall (Full Of Elevating Pleasures)
- Venetian Snares – Bonivital (Huge Chrome Cylinder Box Unfolding)
- Dream Theater – Learning To Live (Images And Words)
- Bump Of Chicken – 天体観測 (Jupiter)
- Incubus – Love Hurts (Light Grenades)
- Solar Fields – Edge & Flight (Mirror’s Edge Original Videogame Score)
- Hiroyuki ODA – プラグアウト feat. Miku Hatsune
- Numb – 分離
- broken haze – Raid System (Broken Haze Glitchy Remix) (Raid System)
- Impellitteri – Father Forgive Them (Screaming Symphony)
- Ken Ishii – Let It All Ride (SUNRISER)
ん、Jazzが無いな…。まあなお個人的にはアンプの違いから音楽ジャンルとの相性などという話には発展しないと思っているので、良しとしよう。