今からxenを使う人は少ないんじゃないかと思いつつ、仕事場でxenを設定していたときにつまづいたことを備忘録。
ホストOSはCentOS 5.3で、インストール時にオプションでxenを選択して構築したところ、ゲストOSは標準でNAT構成になりました。しかし都合によりブリッジネットワーク(ゲストOSをホストOS=domain0と同じネットワークに所属させる)にしたかったのですが、管理用のGUIには設定項目が無く、設定ファイルを直接書き換える必要がありました。
/etc/xen/ゲストOS名
をテキストエディタで開くeth0=[...bridge=virbr0...]
という記述のある行を探す
(eth0はゲストOSの一つ目のNICだと思っています)virbr0
をxenbr0
に変更
(virbr0はNATを構成するための仮想NIC、xenbr0はマシンの物理NICへブリッジするための仮想NICだと思っています)
とりあえず上記変更でブリッジネットワーク接続になったのですが、ゲストOSのWindows Server 2003に会社規則のウイルス対策ソフトをインストールしたとたん、ブルースクリーンが頻発するようになり使えなくなりました。結局xenを使うのは諦めて、紆余曲折を経てWindows 7上にVMware Serverを入れてその上でWindows Server 2003を動かすという奇妙な構成に。なんだかなぁです。