一太郎の最新版が出ました。やる気に満ちあふれた告知を観て以来、何を仕掛けてくるのかと内心ドキドキしていたのですが…いやあ、やられましたね今回は 🙂
モリサワの新ゴとリュウミンが、同梱されるそうです。
これを知った瞬間、つい声が出てしまいました。人によって感覚が違うと思いますが、デザイナとして稼ぐ立場でもない私にとって、モリサワのフォントは(気分的に)高すぎて買えるものではありません。これが付いてくるなら、うむ。買います。予約します。単体で買ったら、リュウミン一書体だけで3万円とかするじゃないですか…。あっと、ただしJustsystemの製品でのみ利用可能という制約付きです。当たり前ですね。ですが、一太郎で文書を作ってフォント埋め込み済みのPDFを作るのはOKらしいです。ああ、大学時代に欲しかったなぁ…。私は論文もレポートもみな一太郎で書いていて、そのためにわざわざヒラギノを買った人なので(OpenType版が出た後、ヒラギノのTrueType版は当時でも安かった)。まあヒラギノは今でも愛していますが 😉
さて、その他にも色々と目玉が用意されているのですが、その中でもう一つ気になった点があります。「詠太」という製品です。雑に要すると、一太郎に特化したスクリーンリーダーですね。音声合成エンジンはHOYAのVoiceTextですので、PC-Talkerと同じです。こうした製品が出てきたということは何とも感慨深いです。音声合成技術もここまで普及してきたんだなぁと。