iPod Touchの新型を買いました 🙂 色々なアプリをダウンロードして試したりしているうちに時間が過ぎる。ハードが良い、OSも良い、サービスも良い、アプリも豊富。いやはや、すばらしい世界です。 iPod Touchの売りの一つが ‘Retina Display’、高解像度の液晶画面です。今日は自宅にいながらあえてiPod TouchでGoogle Readerにたまったニュースフィードを100件以上読みましたが、別段眼の疲れや痛みも感じていません。もちろん私感ではありますが、疲れにくさは紙媒体並と感じています。 さて、長時間使っても眼が疲れないとなれば、情報端末として活用したくなってきます。そこで、興味があっても時間を取りにくく放置していた長文の技術記事をPDF化してiPod Touchに放り込み、出退勤中に読んでみようと考えました(PDFファイルをiTunesに放り込むと電子書籍として扱えるので)。本日扱ったのは次のURLの論文です。
今回の対象はWebページなので、まずは単純にA4サイズのPDFに変換してiPod Touchに転送してみました。が、やはり友人から聞いていたとおり、このサイズで作ったPDFはiPod Touchの画面サイズで読むには大きすぎました。文字が小さすぎてさすがに読めないので、拡大とスクロールを繰り返さないと読むことができません…イマイチ。もっと小さい用紙サイズでPDFを作った方が良さそうです。 では半分にしてA5横ではどうか?などと試行錯誤していった結果、結局「iPod Touch上のiBookで使える表示領域のサイズ」を用紙サイズとしてカスタム定義して、そのサイズでPDFを生成することにしました。具体的には横に倒した場合でほぼ「74.8mm × 46.8mm」です(一番上に時計などを表示する領域があるので解像度960 × 640と縦横比が違う)。直接ブラウザから印刷すると自由度が低いので今回はWordで同ページを開いて加工した上でPDF化しました。加工の内容としては次の作業を行っています。
- 本文以外を捨てる
- 本文の文字サイズが8 ptになるまでフォントサイズを縮小
- 印刷余白を、左0.5mm、上0.1mm、他0mmに
- 文書中の画像を用紙に収まるように縮小
非常に読みやすい電子書籍のようなモノができました。が、ここまでやると相当な手間です。普通にWebアクセスして読んだ方が時間的にも良い(苦笑)。まあすごく価値があると思えた記事を見つけたときには、またやってみようかなと思います。