「禁則処理」と呼ばれるテキストのレイアウト方法について、面白い資料を見つけたので備忘録。
2007年に書かれたものなので結構昔の資料ですね。何が面白いと思ったかというと、単純に「禁則処理」について英語で書かれているということと(禁則処理のこの部分は英語ではどう表現できるのか?という参考材料)、禁則処理が日本語特有の概念ではないことが分かること、の2点です。もちろん、私個人にとってですが。
Azukiの禁則処理の設計をある程度進めた段階で、中国語や韓国語にも禁則処理のようなものがありそうだなぁと漠然と考えていました。もし日本語以外にも禁則処理に相当する概念がある場合は少し意識して設計しておきたかったので、少しだけ気がかりだったのです。が、こうした資料から確実に存在することが分かり、またMicrosoft WordやAdobe Illustrator等の資料を読む限り、日本語版で使われている技法だけでどうやら対応できそう、だと分かりました。なので、日本的な禁則処理の実装方法で完成させてしまおうと思います。
中国人や韓国人に聞かないと分からないかと思っていたのですが、いやはや普通に検索すれば出てくるとは。インターネットというモノは、改めて凄いと思います。