個人で開発してるAzukiプロジェクトでは、私自身の勉強を兼ねてソースコードとドキュメントはすべて英語で書いています。ソースコードにも、APIドキュメント等にも、日本語文字はありません。あったら何かの間違いです、すいません。
本日Azukiのドキュメントを書いているときに一つ困ったことがありました。というのは、「~の値に1を足した値」という英語表現が私に思いつかなかったのです。さらに具体的に言うと、「単語の終了位置を検索する」メソッドの戻り値の説明として「見つかった単語の最後の文字のインデックスに1を足した値を返す」と記したかったのですが、これを英語表現できませんでした。ちなみにエキサイト翻訳すると次のようになります。
“This method returns the value in which one is added to the index of the last character of the found word.”
参考になればと思って試した翻訳結果ですが、in which one is added という表現には強い違和感があり、使う気なれません(このフレーズで検索しても全然ヒットしませんしね)。そこで、Azukiの設計に(小さな)影響を与えているSTLというライブラリのドキュメントを当たったところ、それらしい表現に出会うことができました。
“… and the second argument points one element past the end of the range.”
「そして第2引数はその範囲の最後から1要素だけ先を指す」ですね。うーん、なるほど、こういう表現で良いんですね。文法は理解できませんが、意味は分かります。ちなみに私は、聞・話・読・書のうち極端に「読」に傾いた「研究」ばかりを強制した学校教育のせいで英語を生き物として捉えられなくなった人々を多数見てきたので、文法の話は苦手というか嫌いです。
実を言うとAzukiの作業を補助するために市販の翻訳ソフトを買ったのですが、この程度の表現でもエキサイト翻訳並みかそれ以下の結果を出してくれます。一万円程度のソフトでは期待する方が悪いのかもしれませんが、自然言語の解釈は難しいなぁと改めて実感しました。
話が逸れた気がしますが、まあ良しとしてください 😉