Gitでのdiff表示を、vimdiffを使うことで「左右2画面」にて表示する方法について備忘録。
Gitはローカル環境ですべて完結できるためちょっとしたお試しプロジェクトを作るには便利なツールで、またコマンドラインツールの機能が充実しているのでCUIオンリーな環境での開発時はSubversionより便利だと思って最近少し使っています(git VS svnの全面的な評価ではないのであしからず)。特にgit diffのカラー表示は非常に重宝するのですが、GUIアプリのWinMergeやmeldなどのように左右に新旧のファイルを比較表示するツールと比べると、さすがに読みやすさの点で劣ります。そこで、CUI環境で左右に画面分割して比較を行うvimdiffをgitの差分表示にて使えるよう設定する方法を調べてみました。
調べてみると非常に簡単です。Gitは外部コマンドで差分表示を行うdifftoolというコマンドを備えていますので、このコマンド実行時にvimdiff を使うよう設定すれば良いだけです。gitはコマンドラインで設定を変更できるので、例えば次のようにコマンド実行すればgit difftool
と実行した際にvimdiffが使われるようになります。
$ git config --global diff.tool vimdiff
$ git config --global difftool.prompt false
$ git config --global merge.tool vimdiff
$ git config --global mergetool.prompt false
以上の設定を行うと、git diff
で次のような表示になるところ:
git difftool
では次のようになります:
vimdiffは少々操作性に慣れが必要なツールです。とりあえずコンソール上での左右分割表示を試してみたい場合、終了方法だけは覚えておきましょう。:qa!エンターを叩けば終了します。
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